角田誠さん
母がここの看護師だったんです。だから僕は大学時代から、インクロムのことも治験のことも知っていたんですよ。
人と会うのが好きだから、人との接点がある仕事をしたいと、ずっと思っていました。そういう意味で、今の仕事にはほんとうに満足しています。治験の登録説明会をしたり、ボランティアさんと話をしたり。社会的な意義を考えると、やりがいもありますし。
説明会が好きなんですよ。僕はこれまで100回以上はしてますけど、説明が終わったときに、拍手をいただいたり、すごく頷いてくださったり、数少ないですけど、そういうことがあるんですね。それはやっぱり快感ですね。
参加者を募集したい以上に、治験を知ってもらいたい気持ちの方が強いかもしれません。1時間ちょっとの説明会で、治験のすべてを把握してもらうのは難しいんですけど……あの、僕が説明会をしたときに、登録しませんという人もいるんですね。僕は、それは、その人に話がちゃんと伝わったんだなと思っているんです。その選択ができたんだなと。そういうときは、ああ、いい説明会ができたんだなと気持ち良く感じるんです。
多くの人に登録説明会に来て欲しいです。たくさんの人と会いたい。それで登録しませんと言われたら嬉しい?
いえいえ、登録してくれた方が絶対に嬉しいですよ。