ボランティアの声

衛藤 淳さん(60歳)

衛藤淳さん 糖尿病の人を対象にした治験に参加しました。治験には、8年ほど前から何回か参加させていただいています。

今回の治験に参加している途中、肝臓の検査で異常値が出ました。治験薬が合わなかったのか、仕事の疲れが出たのか、原因は分かりません。とにかく、異常値が出た後は、治験薬の服用をやめることになり、ドクターが週に1回丁寧に様子を見てくださいました。なかなかない経験だと思いますが、数値も1ヵ月ほどで元に戻りましたし、素早く手厚い対応をしてくださったので、不安はありませんでした。

ToCROMクリニックは、治験だけでなく、普通の保険診療も行っています。だから、私は、治験が終わった後も、続けて診療をお願いしています。治験の検査でとった詳細なデータを元に診療していただけますし、同じドクターに診てもらえるので、何かと安心です。
ドクターのことは本当に頼りにしていて、健康上で不安があったときには、何でも相談しています。先日、目の調子が悪かったので相談すると、すぐに眼科を紹介してくださいました。眼科で診察してもらうと、白内障を患っているとのこと。早めの治療につながって良かったです。

治験に良くないイメージをもつ方も多いと思いますが、私は肯定的にとらえています。会社の健康診断は1年に1回だけですが、治験なら2週に1回検査をしてもらえます。そのうえ、検査結果を時系列で見せてもらえるので、「今回は調子がいいな」「ちょっと食事に気をつけた方がいいな」と、自分の健康を理解して管理することができます。

私の妻も、治験ボランティアに登録しています。自分の検査結果を妻に見せると、「数値が良くなったねぇ」と感心されます(笑)。これからも、糖尿病と上手に付き合いながら、健康的に暮らしていきたいです。