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2016年 12月 22日

総合

総合分類なし

急性アルコール中毒の症状と正しい処置、対処法。原因は?

急性アルコール中毒の症状と正しい処置、対処法。原因は?

クイズ
体重70㎏のAさんは、忘年会でビールを飲みまくろうと考えています。無難に会を終えたい幹事のBさんは酔うと歯止めが利かなくなるAさんが急性アルコール中毒にならないか心配な模様。では、ビールは何杯までにとどめておくべきでしょうか。
※ビールは度数5%で、1杯350mlとします。
A:5杯未満  B:10杯未満  C:15杯未満  D:20杯未満

正解 B:10杯未満

解説:血中アルコール濃度が、0.4%以上になると、例えお酒が強い人でも急性アルコール中毒になる可能性が高いと言われています。
体重70kgの人の血中アルコール濃度が0.4%以上になるアルコール摂取量の目安は、140g。アルコール1mlの重さは0.8gなので、アルコール量(g)の計算式は、
『アルコール度数(%)÷100×飲酒量(ml)×0.8=アルコール量(g)』となります。
その計算式に当てはめると、ビール1杯(5%、350ml)に含まれているアルコールの量は14g。その10倍量=10杯が急性アルコール中毒になる危険が高い量となります。
ちなみに、個人の体質や体調にもよりますが、体重70kgの人が、ビール以外のお酒で急性アルコール中毒の危険が高くなる量は以下の通りです。

ワイン(度数14%、1本750ml)2本
日本酒(度数15%、1合180ml)7合
焼酎(度数25%、1合180ml)4合
ウイスキー(度数40%の場合、水割りダブル45ml) 10杯

また、アルコールの処理能力は、大抵体重に比例しますので、体重50kgの人の場合は、より少ない量でも急性アルコール中毒になる可能性が高まります。

今の時期は忘年会、お正月、新年会とお酒を飲む機会が続く季節ですね。急性アルコール中毒は、重症化すれば死に至ることもある危険な状態です。しかし、身近な人が急性アルコール中毒になった場合でも、迅速な対応ができれば命を救うこともできます。急性アルコール中毒の原因、症状と対処法や正しい処置、病院での治療について知っておきましょう。

 

急性アルコール中毒とはどんな状態か?

急性アルコール中毒とは、短時間で多量のアルコールを摂取した結果、血中アルコール濃度が上がり、一時的な意識障害や運動機能の障害が出ている状態をいいます。症状には嘔吐をはじめ、脱水症状や血圧低下、歩行困難などがあり、最悪の場合には昏睡状態となったり、嘔吐物を喉に詰まらせて死に至る危険性もあります。

 

急性アルコール中毒の主な症状と自宅ですぐ出来る対処法

1.頭痛・吐き気
意識がはっきりしているときは、お酒を飲むのを止め、水分補給しましょう。
意識がもうろうとしている場合は、吐かせようとしてはいけません。吐物が逆流して喉につまり、窒息する危険性があります。

2.寒気・震え
上着や毛布をかけ、身体を温めます。水分は人肌程度の白湯で補給しましょう。

3.歩行困難
一人で立っていられない、歩くことができない場合は、事故やトラブルに巻き込まれてしまう可能性が高いです。一人にしないようにしましょう。

4.呼吸回数の低下
正常な呼吸の回数は、1分間に15回~20回ぐらいが目安です。1分間に7回以下の場合は、ただちに救急車を呼びましょう。

5.昏睡状態・痙攣・失禁
急に倒れ、反応がない。痙攣や失禁している場合は、水を飲ませたり、吐かせたりするのは非常に危険です。すぐに救急車を呼びましょう。

 

急性アルコール中毒の診断法

急性アルコール中毒が疑われる場合、病院では血中アルコール濃度の測定をして診断します。
急性アルコール中毒では、意識がはっきりしていないことがほとんどですので、血中アルコール濃度より、飲んだお酒の量やアルコールの強さ、飲んだスピードのほか、体がアルコールによりどんな影響を受けているかを想定して治療が行われます
病院によっては、血中アルコール濃度を測定する設備がないこともあります。
血中アルコール濃度の測定ができないときは、患者の症状と進行状況から中毒症状を診断します。
診断では、アルコール以外の原因で起こっている症状がないかについても、注意して見極められます。転倒して頭を強打、脱水症状や血圧低下、糖尿病が原因で脳に障害を起こしている場合もあるので、付き添うときはできるかぎり詳しく医師に状況を説明しましょう。

 

急性アルコール中毒の治療法とは?救急搬送後の対応

アルコールを解毒させる薬はありません。ですから、急性アルコール中毒の治療は「アルコールが自然に体内で分解されるのを待つ」のです。症状が軽い場合は、12時間以内に回復していきます。
ただし、脱水症状がある場合は点滴を投与するなど、アルコール中毒と他の症状を併発している場合は、状況に適した治療が行われます。
昏睡状態など重症の場合には気管内挿管を行ったり、必要に応じて人工呼吸の処置を取ることもあります。

 

急性アルコール中毒が疑われる場合の正しい処置法

急性アルコール中毒の人を救うには、迅速な対応が求められます。
応急救護の基本でもあるので、覚えておきましょう。

1.耳元で呼びかけ、身体をたたいて、意識を確認します。このときに身体を揺さぶってはいけません。

2.反応がない、大きないびきをかいている、口から泡を吹いているときは、すぐに救急車を呼びましょう。

3.呼吸と脈を確認します。呼吸や脈がない場合は仰向けに寝かせ、人工呼吸と心臓マッサージを行います。

意識がある場合は、衣類をゆるめます。吐いた物が喉につまって窒息する危険性があるので、横向きに寝かせましょう。毛布や上着を上からかけて、低体温症も防ぎます。

 

忘年会や新年会などの宴会シーズンには、ついお酒を飲みすぎてしまいがちですね。万が一、急性アルコール中毒が出た場合にも対処法を知っておくことで適切な対応をすることができます。でも、そのような機会がないのが一番。適量のお酒を楽しく飲むことを心がけましょう。

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