
ぜんそくの治療を長く続けているけれど、
なかなか効果が見られないとお悩みの方、
開発中の新しい薬に興味がありませんか?
治験は開発中の薬の有効性や安全性を確認するためにおこなう
臨床試験ですが、治験に参加するとさまざまなメリットがあります。
何よりうれしいのは、最新の薬を試せること。
治験は、これまでにない優れた効果が期待できる治験薬を使った
最新の治療を受けるチャンスなのです。
経験豊かな医師の指導により病状を把握でき、
今後の健康管理にも役立ちます。
治験には薬の効果や安全性を検証するという目的があるため、
参加すると、検査や診察のために定められた日に通院していただくほか、
日常生活で守っていただく事項があります。
そういった負担を引き受け、ご協力くださったことに対して
一定の基準にしたがって支払われるのが負担軽減費(協力費)。
金額は試験の内容によって異なりますが、1来院につき1万円程度です。
通常の健康診断では検査項目が20程度ですが、
治験の検査は50項目にもおよぶ詳細なもの。
また医師は、気管支ぜんそくに関わらず、
日頃のちょっとした体の変化を見逃さないように、
丁寧な診察・問診を行います。
これはすべて治験薬の安全性について正確なデータを得るため。
でも、おかげで参加者は自分の体を隅々まで知ることができ、
ときには隠れた疾患の早期発見につながることもあるのです。
治験は開発中の薬の有効性や安全性を確認するためにおこなう臨床試験で、
その最終段階の協力者として欠かせないのがボランティアの存在です。
長い年月をかけて基礎研究、動物をもちいた非臨床試験を通過した新薬の候補も、「実際に人が使用してみて、どんなふうに作用したか」
という臨床試験のデータなしには厚生労働省の承認を受けられないからです。
すべての薬はボランティアの方々のおかげで誕生するのです。
いま世に出ている薬はすべて治験をクリアしたもの。
つまり治験参加は「次の世代に役立つ薬を残す」という社会貢献なのです。
あなたが参加した治験によって、これまでにない優れた効果をもつ新薬が誕生するかもしれません。
その薬で切実な病に苦しむ人たちが救われるなんてすばらしいことですよね。
またいずれは、あなたやあなたの大切な人を助けてくれる日が来るかもしれません。
「治験に参加してみようと思ったのはどうして?」
「参加する前に、心配なことはありましたか?」
「実際に参加してみてどうでしたか?」
「参加したことで何か変わったことはありますか?」
そんな治験ボランティアの体験談をご紹介します。
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ボランティア登録説明会に 参加する |
参加希望者にはまずボランティア登録説明会(事前予約制・無料)にお越しいただきます。担当者から治験についての目的や内容、メリットやデメリットなどを詳しく説明しますので、治験に対する理解を深めてから登録手続きをしてください。 |
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健康診断を受ける |
治験実施医療機関にて健康診断を受けていただきます。 |
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参加する治験を決める |
検診の結果についてお知らせします(検診結果によっては参加できない場合があります)。 参加可能な治験の案内を行います。ご希望の治験があればご連絡ください。 |
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治験参加 |
治験実施医療機関において希望された治験について詳細な説明があります。 |
万全のバックアップ体制を整えています 薬には必ず副作用があり、治験実施医療機関では参加前にその治験で予想される副作用について詳しい説明があります。ほとんどの副作用は一時的なもので、時間が経って薬が体から排泄されてしまえば消えますが、万一の場合は担当医師が適切な処置を行います。
金銭的な負担はありません ボランティアの方に金銭的な負担はありません。治験参加者には、日常生活で一定の規則を守っていただくなどの義務や責任が生じるため、それに対して負担軽減費(協力費)をお渡しします。
参加は自由意思で決めてください 登録のためには、まず登録説明会にご出席いただきます。治験やその方法についてご理解いただけたら登録手続きに進みますが、登録したからといって必ず治験に参加しなければならないわけではありません。参加はご自身の自由意思で決めてください。
個人情報は厳重に守られます ボランティアの皆さんのプライバシーは厳重に守られます。血液検査の結果や心電図などの医療データ、氏名、電話番号、住所などの個人情報が、本人の同意のないままに第三者に渡されたり、開示されたりすることはありませんので、ご安心ください。