このお正月、帝京大学ラグビー部が大学日本一のＶ７を達成しました。これまでに新日鉄釜石と神戸製鋼が社会人チームとしてＶ７を記録していますので、帝京大学は３チーム目となる快挙です。

スポーツの基本は心技体と言われていますが、まさにこれらすべてが高いレベルに出来上がっていないと栄冠を獲得することはできません。
私は神戸製鋼Ｖ７時代に体力づくりを担当しました。
トレーニングメニューの中でよく行ったのは、ランニングと筋力トレーニングを組み合わせたランニングサーキットトレーニングやランニングとラグビープレイを組み合わせたラグビーサーキットトレーニングでした。いずれも走り続けながら筋力を発揮し、ラグビープレイを継続するための実戦的で総合的なトレーニングです。

サーキットトレーニングとは、一連の複数の種目をそれぞれ短時間で切り替えて行う運動です。いろいろなやり方がありますが、有酸素運動と無酸素運動を交互に繰り返すやり方は、全身の筋力をバランスよく鍛えられ、有酸素運動を単体で行うよりもエネルギー代謝を上げて効果的な脂肪燃焼につながります。

今回は、ウォーキングと筋力トレーニングを組み合わせたウォーキングサーキットトレーニングをご紹介します。正しく歩くことと筋力づくりを組み合わせた総合的なトレーニングです。元気に歩くための体力づくりとしてチャレンジしてみましょう！