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2012年 07月 24日

糖尿病と目の合併症

-第2回 糖尿病網膜症と黄斑症

網膜症だと、黄斑症にもなりやすい

糖尿病の目の合併症は、前回触れたように様々あります。

発症頻度だけを見ると角膜症や白内障の方が黄斑症よりも少し高いのですが、角膜症と白内障は治療により治癒することが多いものです。ですからここでは、治療しても治りにくく、かつ、視力に大きく影響する黄斑症について触れておきたいと思います。

黄斑は眼球の中心にある物を見るときに大切な部位です。この黄斑がむくんで視力が低下するのが黄斑症です。例えば、眼鏡で矯正しても視力が0.1や0.2程度しかないということもあります。

この黄斑症は、網膜症のある人に起きやすい合併症で、一番軽度な単純網膜症でもおよそ10%、増殖前網膜症で30%、増殖網膜症では70%と進行するほど、黄斑症の合併率が高くなります。

網膜症の治療ではレーザーを網膜全体に照射しますが、この治療によって黄斑浮腫が増悪する(黄斑症が発症あるいは増悪する)例が40~80%と、発症率が高いのです。
極端な話、眼球内で新生血管がかなり発達している重度の網膜症でも視力が1.0を保つ方がいる一方で、網膜症としては軽度でも黄斑症になって視力が0.1も見えなくなる方もいます。

また、白内障手術が上手く終わっても、その後にこの黄斑症が出現することもあります。この場合も同じように治療には大変難渋します。

黄斑症の治療方法は次回触れますが、このように黄斑症の発症リスクを高める糖尿病網膜症は、たとえ軽度だとしても油断できないことがおわかりいただけたかと思います。
ですから、もし糖尿病とわかったら、良好な血糖コントロールを心がけていだだきたいのはもちろんですが、必ず、定期的に眼科を受診して目の合併症にも注意してください。
 

著者プロフィール:井上 慶子(医師)
2001年鳥取大学医学部卒業。豊中病院、西淀病院、西眼科勤務(いずれも大阪府)を経て、2012年4月より医療法人 光輪会 さくらクリニックにて管理医師、2013年8月より医療法人愛成会 理事就任。専門領域は眼科。日本眼科学会、日本眼科手術学会所属。

 

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