ボランティアの声

黒田稔さん(43歳)

黒田稔さん AGAの人を対象にした治験に参加しています。今回が初めての参加です。

これまで、ときどきですが仕事で医療関係者と接することがあったので、治験については昔から知っていました。「新しい薬をつくるために必要な試験」という認識で、特に悪いイメージは持っていませんでしたね。
治験に参加してみようかと考えたきっかけは、タウン誌の広告です。そこで、AGAの人を対象にした治験の募集広告を見て、関心をもちました。病院へ行くほどではないものの、なんとなくAGAの薬に興味があったので、軽い気持ちで応募することにしました。

治験の説明会に参加すると、今回の治験で使用する薬は、まったく新しい薬ではないとのこと。未知の薬ではないという点に安心したこともあり、治験に参加することに決めました。

治験の内容は、1日1錠薬を服用して、2ヵ月に1回通院をするというものでした。最初は、毎日薬をのんで記録をつけることをわずらわしいと感じましたが、習慣になってしまえば大した苦労ではなかったです。
ドクターやスタッフの方々には、非常に丁寧な対応をしていただいています。あまりにも丁寧すぎて、最初は「まるでVIP扱いだ」と思ったほどです(笑)。おかげで、とても気持ち良く通院させていただいています。病院へ行った後は、いつも大阪をぶらぶらしてから帰ります。私にとって治験とは、2ヵ月に1度のちょっとしたイベントのようなものですね。

私は好奇心が強く、興味のあることなら何でも挑戦してみたいと思うタイプです。今回も、「治験って、こんなことをするんだなぁ」と、感心しながら体験しました。今後も、自分に協力できる治験があれば、参加してみたいと思っています。