ボランティアの声

今井 秀夫さん(66歳)・今井 恵子さん(65歳)

今井 秀夫さん・今井 恵子さん 恵子さん:私は糖尿病の治験に参加中です。
秀夫さん:私は、インフルエンザワクチンの治験に参加しました。


――治験に参加されたきっかけは何ですか?
恵子さん:新聞広告です。私は血糖値が少し高くて、以前から糖尿病を気にしていました。でも、病院に行くほどではなくて、どうするべきか悩んでいたんです。そんな時に広告を見て、参加を希望しました。治験に参加すれば、詳しく検査をしていただけるので、症状を把握できるかと思いまして。
秀夫さん:私は、妻にすすめられて参加しました。
恵子さん:主人も定年退職したら、会社で健康診断が受けられなくなりますから。「悪いところがないか見ていただいたら?」って、すすめたんです。
秀夫さん:ただ、私は健康なので、糖尿病や高血圧症の治験には参加できなくて……(笑)。健康な人でも参加できる、ワクチンの治験に参加させていただきました。

――実際に治験に参加されて、どのように感じられましたか?
恵子さん:私は以前、他の病院で行われている治験にも参加したことがあるんです。そちらと比べると、こちらでは、説明会で詳しく治験のことを教えてくださるし、本当にていねいに対応してくださるし、しっかりされているなぁ、と思いました。
秀夫さん:正直、参加する前は少々不安な気持ちもありました。ですが、看護師さんやスタッフの方が、何か質問をすればきっちり回答をくださるので、参加する頃には不安は消えていました。私は、分からないことがあればどんどん聞くタイプなのですが、いつも丁寧に答えていただいて……。
恵子さん:主人は、人と話すのが好きなんです(笑)。こちらの看護師さんに話しかけると、皆さん優しく応えてくださるでしょう。話ができて嬉しいんじゃないかしら(笑)。なんだか楽しそうに通ってますよ。

――治験に参加したことがない方に、メッセージをお願いします。
恵子さん:治験に参加すると、定期的に健康診断をしていただけます。自分の健康状態がよく分かるので、安心できますよ。「病院に行くほどではない」という症状をお持ちの方には、ちょうど良いのではないでしょうか。
秀夫さん:私は昔から健康に自信がある方なんですが、それを維持するためにも、定期的に健康診断が受けられるのは良いことだと思います。また、微力ながら社会に貢献できているのかと思うと、嬉しくなりますね。

――今後の目標を教えてください。
秀夫さん:今は、地域のボランティアで忙しい毎日を送っています。また、走るのが好きなので、年に2回はマラソンに参加したいと思っています。ボランティアとマラソン、双方に力を入れていきたいですね。
恵子さん:最近孫が誕生しまして、今は育児の手伝いで大わらわです。落ち着いたら、中断しているフィットネスを再開したいと考えています。自分たちの健康を保ちながら、孫たちの成長を見守っていきたいです。