市町村で行われる後期高齢者健康診査の血液検査項目は20 項目程度が一般的ですが、インクロムの血液検査では、人間ドックと同等の約50 項目を調べます。このほか、問診や眼底検査なども行います。
医師に相談がしやすいように、お一人おひとりの診察時間をしっかり確保しています。ご自身の病状などに疑問や不安がある方は、どうぞご相談ください。また、ご希望の方には、今後の治療方法に関するアドバイスも行います。セカンドオピニオンに関心がある方にもおすすめいたします。
当医療機関は完全予約制です。4名さまそれぞれの検査時間を指定させていただいておりますので、落ち着いた環境で検査・診察が可能です。スタッフがお一人おひとりの声に耳を傾け、親切丁寧な対応が可能です。
糖尿病診断の基本となるHbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）、血糖、尿糖の値を調べます。HbA1c（NGSP）が6.5％以上、血糖値（空腹時）が126mg/dL以上の場合は、糖尿病の可能性が高まります。
※HbA1cとは、過去１~2ヵ月間の平均的な血糖状態を表します。血糖値は、食事の摂取状況により大きく変動しますが、HbA1cは食事の影響をほとんど受けないため、正確な血糖状態を把握することができます。
糖尿病合併症を引き起こしていないかを確認するため、眼底写真を撮影します。糖尿病を放置すると、網膜の毛細血管に障害が起こり、出血する場合があります。さらにこれを放置すると、失明する危険性があります。
お一人おひとりの時間を確保し、じっくり診察を行います。症状や今後の治療などについて、不安や質問がある方は、何でもご相談ください。最新の医療や医薬に詳しい医師が、ていねいにお応えします。
インクロムの無料検診では、人間ドックと同等の約50項目（※）を調べる血液検査を行い、健康状態をチェックします。同様の検診を医療機関で行うと、総額で4000円程度かかります。また、市町村で行われる後期高齢者健康診査では、20項目程度の検査が一般的です。詳細な血液検査により、糖尿病により引き起こされる様々な合併症の早期発見にもつながる可能性があります。
※検診項目約50項目
総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール、総蛋白、アルブミン、A/G、総ビリルビン、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、LDH、ALP、コリンエステラーゼ、アミラーゼ、グルコース、尿糖、HbA1c(NGSP)、尿酸、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロール、CPK、CEA、PSA、赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値、血小板数、白血球数、白血球分画 好中球比、白血球分画 好酸球比、白血球分画 リンパ球比、白血球分画 好塩基球比、白血球分画 単球比、尿蛋白、尿潜血、尿沈渣、尿素窒素、クレアチニン、CRP、HBｓ抗原、HCV抗体、血圧、身長、体重
※CEAは50歳以上の方、PSAは50歳以上の男性の方を対象に行います。
検査の結果は、Webで確認することができます。このページには、他所で受けた検査の結果を書きこむことも可能です。ご自身の健康管理のために、ぜひご活用ください。
自分の主治医ではない医師に、治療方法などに関する意見を求めることを、セカンドオピニオンといいます。しかし、正式にセカンドオピニオンを受けるためには、医療機関によって書類や手続きが必要な場合があります。「他の医師の意見を、もう少し気軽に聞いてみたい」という方には、無料検診をおすすめいたします。
無料検診では、詳細な検査とていねいな診察で、客観的にあなたの健康状態をチェックします。ご自身の健康状態を多角的に調べてみたいという方、異なる治療方法の可能性を知りたいという方は、どうぞご参加ください。
治験は、ご参加いただけるボランティアの協力が欠かせません。確実に治験を完了させるために、実施医療機関では候補者のパネルを事前に構築しておくことが不可欠です。良い薬をいち早く世の中に送り出すためにも、医療機関では検査費用を負担して、パネル構築に尽力しています。だから、無料で検査が受けられるのです。
※検査を受けていただくためには、治験ボランティアにご登録いただく必要があります。
ご登録いただくことにより、治験参加を強制されることは一切ありません。
「サイレント・キラー」と呼ばれる糖尿病。最初は自覚症状がないので放っておきがちですが、自覚症状が出たときには、かなり症状が進行していることもあります。糖尿病は、足が壊疽することもある「糖尿病性神経障害」、失明する可能性もある「糖尿病性網膜症」、人工透析をする人も多い「糖尿病性腎症」など、深刻な病気を引き起こします。手遅れになる前に、検診で健康状態をしっかりチェックしましょう！
検診の結果、条件が合った方は、糖尿病の治験に参加することができます。
対象となる方には、治験のご案内をお送りしますので、参加をご検討ください。
検診を受けていただいた方には、できるだけすぐにご参加いただけるよう、
優先的にご案内します。
治験期間中は、定期的に詳しい検診が行われるので、健康状態を継続的にチェックすることができます。さらに、糖尿病を熟知した専門家が、症状の悪化を防ぐ食事療法や運動療法を、お一人おひとりの状態に応じてていねいに指導します。
治験で使われる薬は、開発中の新しい薬です。これまでの薬では良くならなかった症状が、治験薬によって改善する可能性があります。
治験に参加された方には、負担軽減費をお支払いします。金額は治験によって異なりますが、1回の来院につき1万円程度です。
治験期間中の検診や診察は、すべて無料で受けることができます。検診や診察は、土曜日曜も実施しています。働きながら通われる方も大勢おられます。
治験は、大阪の「OCROMクリニック」と、東京の「ToCROMクリニックのいずれかで行われます。
治験に特化した医療機関なので、ここに通院・入院しているのは、原則として治験ボランティアの方のみ。
大勢の治験ボランティアを支えてきたスタッフが、親切丁寧に対応します。
1999年に開設されたOCROMクリニックは、日本初の外来治験専門医療機関です。クリニックのある桃山台（大阪府吹田市）は、緑が豊かで落ち着いた環境が特色です。外来患者試験や、健康な方を対象にした試験はもちろん、宿泊が必要な臨床薬理試験も実施できるクリニックとして利用されています。完全予約制なので、待ち時間なしで診察や検査を受けることができます。
〒565-0853 大阪府吹田市春日4-12-11 千里サンプラザ
桃山台駅（北大阪急行） 徒歩12分
東京都新宿区にあるToCROMクリニックは、一般診療も可能な治験実施医療機関です。外来患者試験だけでなく、宿泊を伴うＰＫ／ＰＤ試験（薬力学試験）も実施できる点が特色です。2000年に開設されて以来、主に生活習慣病の領域で、さまざまな実績を残しています。完全予約制なので、待ち時間なしで診察や検査を受けることができます。
〒160-0008 東京都新宿区四谷三栄町4-9
四ツ谷駅徒歩7分、四谷三丁目駅徒歩8分
インクロムは、1983年に初めて治験事業に携わって以来、1,600件以上の治験に携わってきました。
これまでに開発をサポートした医薬品は、病院で投与・処方される薬をはじめ、ドラッグストアで購入できる目薬や花粉症の薬など、多岐に渡ります。中でも、糖尿病治療薬の治験は数多く手がけており、現在日本で販売されている糖尿病治療薬の68.8％は、インクロムが治験を行った治療薬です。
※平成20年1月から平成24年12月までで、承認された糖尿病治療薬（配合剤を含む）全16品目中、インクロムが関与した件数は11品目。
| 承認件数 | インクロムが関与した件数 | |
| 糖尿病治療薬 （配合剤を含む） |
16 | 11 |
| 高血圧治療薬 （配合剤を含む） |
10 | 9 |
平成20年1月から平成24年12月までの5年間
インクロムは、治験をより多くの方に知ってもらうために、その啓発活動にも力を入れています。治験は、医薬品の開発にはなくてはならないプロセスですが、大勢の方に知られているとはいえないのが現状です。インクロムでは、医薬の進歩に貢献するためにも、治験の理解を広げる活動が不可欠だと考えています。
無料検診にお越しいただいた際には、少しだけお時間を頂き治験についての説明会をさせていただいております。無料検診にお越しいただいた方の実に99%以上の方が説明会を聞いて治験の趣旨にご賛同いただいております。
2013年2月から、治験を知ってもらうためのテレビCMを放送しています（関西のみ）。
この作品は、日本において、民間企業が初めて放送した治験啓発CMです。
治験ボランティアセンターをPRするオリジナルキャラクター。
地域のイベントなど
に参加し、幅広い年齢層の方に治験を知ってもらう活動を行っています。
インクロムの治験ボランティア会員には、4万人を超える方がご登録していただいております。今後、より幅広い種類の治験を行っていくためには、さらに多くの方のご登録が必要です。新しい医薬品をいち早く世の中へ送るために、また、治験への理解を広げるために、治験をお友だちやご親戚にご紹介いただけましたら幸いです。
インクロムの特長は、医療法人「平心会」と提携していることです。インクロムで行われる治験は、平心会に所属する3医療機関のいずれかで行われます。医療法人平心会に属する「大阪治験病院」「OCROMクリニック」「ToCROMクリニック」は、いずれも治験に特化した医療機関です。大勢の治験ボランティアを支えてきた「治験のプロ」が、ていねいな対応を行います。