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2011年 05月 20日

糖尿病の治療薬

-第15回 糖尿病治療薬の飲み合わせ-その1

薬物相互作用-薬力学的相互作用

薬力学的相互作用

薬力学的相互作用は、効果が発現する部位における反応性の違いによって生じる相互作用です。

薬は、細胞や酵素などの標的部位に作用して効果を発揮します。
細胞に作用する薬を例に挙げますと、細胞には、受容体と呼ばれる情報を受け取る受け皿のようなものがあり、薬がその受容体と結合することにより、薬の効果が表れる仕組みになっています。受容体は、その形にぴったりと合う形のものとしか結合しない性質があり、受容体が「鍵穴」、結合する薬が「鍵」といった関係によく例えられます。

結合した薬が、細胞を活性化して効果を現すのか、逆にまったく効果を現さないものなのかによって、作用が異なります。つまり、同じ働きをもつ薬を複数飲めば、当然一種類のときよりも薬の成分が増えたことと同じになりますので効果が強く出ますし、逆にじゃまをする薬が存在すれば、本来期待する薬の効果が発揮されないことになります。
また、反対の作用を持つ薬を一緒に飲んだ場合でも、それぞれの受容体で伝達された情報が打ち消し合ってお薬の効果が弱まることもお分かりかと思います。

こうしたことを避けるため、医師や薬剤師は常に薬物相互作用を頭に置いて、思わぬ副作用が出ないように薬をチェックしています。しかし、病気や怪我などによって、いつもと違う医療機関や薬局にかかった場合、患者さん自身が使っている薬をすべて記憶して説明できるとは限りません。このようなときに役立つのがお薬手帳です。

お薬手帳は、病院や調剤薬局で入手できます(お薬手帳は無料ですが、薬剤情報提供料として、お薬手帳に記載するのに1回につき20~50円程度かかります)。
患者さんの使っている薬がお薬手帳に記録されていれば、同じような薬を重複して飲まれていないかどうかや飲み合わせの悪い薬がないかなどをチェックでき、思わぬ副作用を未然に防ぐことができます。まだお持ちでない方はぜひ入手して活用いただくことを強くお勧めします。

次回は、嗜好品と糖尿病治療薬との相互作用について紹介していきたいと思います。

 

著者プロフィール:木元 隆之(薬剤師)
1998年インクロムの提携医療機関に入職。約7年の治験コーディネーター(CRC)の経験を経て、現在、治験事務局長を務める。

 

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