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2010年 10月 26日

糖尿病神経障害を回避せよ!

-第3回 神経障害の治療って?

糖尿病神経障害の治療薬

薬物療法では、血糖コントロールに加えて神経障害の諸症状改善のためにもさまざまな薬剤があります。ここでは神経障害の症状改善のために用いられているものを紹介します。

●アルドース還元酵素阻害薬
神経障害を起こす原因物質とされているソルビトールの産生を抑えることで、痛みやしびれといった症状を改善します。

●鎮痛剤
いわゆる痛み止めです。痛みやしびれに対する対症療法として用いられます。

●ビタミン剤
ビタミンB12製剤のメコバラミンには、神経組織の修復作用があり有用とされています。

●抗不整脈薬
塩酸メキシレチンは、もともと不整脈の薬ですが、糖尿病神経障害の痛みやしびれといった症状の改善に適応があります。

●鎮咳薬
鎮咳薬の一種であるデキストロメトルファンは、保険適応外ですが、末梢神経障害に用いられることがあります。

●漢方薬
牛車腎気丸や八味地黄丸などは、糖尿病神経障害のしびれを改善するという報告があり、用いられています。

●その他
長期にわたる血糖コントロール不良による感覚異常や痛みの増強に対しては、血糖コントロールの状態や成因に対する薬剤によっては、自覚症状改善効果が得られないことが少なくありません。
このような場合、抗うつ剤(SSRI)や抗けいれん剤(フェニトイン、カルバマゼピン)、抗精神病剤(フルフェナジン、クロルプロマジン)、脳循環代謝改善剤(チアプリド)などが用いられています。

糖尿病神経障害ではさまざまな症状が現われますので、主治医の先生と十分相談し、それぞれの症状に合った治療を受けることが大切です。また、糖尿病神経障害の治療をはじめると、治療の過程で一時的に症状が悪化することがあります。これは治療後神経障害といわれていますが、その詳細は明らかではありません。もしも治療の途中で症状が悪化しても、自己判断で一方的に治療を中断せず、主治医の先生に相談しましょう。

 

著者プロフィール:中井 望(医師)
名古屋市出身。1999年愛知医科大学医学部卒業。2008年東京慈恵会医科大学大学院博士課程修了。医学博士。横浜市立市民病院での研修後、東京慈恵会医科大学附属病院勤務を経て、2005年より東京慈恵会医科大学附属青戸病院 糖尿病・代謝・内分泌内科に勤務。また2009年より東京医薬品臨床開発ビル診療所にて治験担当医師として勤務。専門分野は糖尿病。

 

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