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Come On! 糖尿病教室

2014年 11月 07日

Come On! 糖尿病教室

-第22回 新しい糖尿病治療薬で血糖値が良好に

Oさんが服用したSGLT2阻害薬とは?

新しい機序の血糖降下薬「SGLT2阻害薬」

腎臓では、全身の血液をきれいにする働きがあり、血中に含まれる糖分も一旦、尿中に出てしまいます。しかし体の中では、腎臓と膀胱をつなぐ尿管で体に必要な成分(糖)を再吸収する仕組みが働いているために、尿としてろ過された糖分のほとんどが体に戻ってきます。

最近、この糖の再吸収の仕組みの部分に働いて、過剰な糖を再吸収せずに、尿として捨ててしまうことで血糖を下げるSGLT2(ナトリウム-グルコース共輸送体)阻害薬が開発され、患者さんにも処方されるようになってきました。

SGLT2とは、ナトリウムとともに糖を細胞内に取り込む、細胞膜上にあるトランスポーター(糖の再吸収を助ける役割を持ったたんぱく質)です。SGLT2阻害薬は、SGLT2が糖の再吸収をするのを邪魔することで、血糖値が上がらないという薬です。
SGLT2は腎の近位尿細管での糖の再吸収の90%を担います。ただし、SGLT2阻害薬がSGLT2の働きを止めても、もうひとつのトランスポーターであるSGLT1が増量した糖をフルパワーで再吸収するため、90%すべてが再吸収されないわけではなく、およそ2/3は再吸収されます。

SGLT2阻害薬の検査への影響

SGLT2阻害薬は1日一回の服用で良いために、非常に使いやすい薬です。しかし尿糖をわざと尿中に排泄しているために、当然、尿糖は強陽性になります。また短期の血糖コントロール指標である血中1,5AGは低下します。また尿中ケトン体が陽性になったり、前述の尿中微量アルブミンが上昇したりする場合もあります。
 

SGLT2阻害薬の適応と注意すべき点

この薬は血糖を下げる作用のみならず、体重減少効果も期待できるため、インスリン抵抗性をもつ肥満患者さんに有効です。ただし尿中に糖を多く含んだ栄養価の高い尿となるために細菌が増殖しやすくなり尿路感染症を引き起こしやすくなることに注意が必要です。また、この薬は脱水を起こしやすい高齢者には向きません。
 

 

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