先日、走り方のDVD収録がありました。モデルになっていただいた市民ランナーの方のマラソンのベスト記録は３時間７分とのこと。マラソンを始めて３年目に走ることが楽しくなり、走行距離を増やしていったところ、半年間に体重が10kg減ったそうです。急激な体型変化には、周りが心配したものの、身体が締まり、持久力がついて元気ハツラツになったとのこと。

さて、体重を減らすにはふたつのやり方があります。この市民ランナーの方は、食事はバランスよく摂って運動を主にした減量です。身体のために大切な筋肉や骨を失わずに脂肪だけを減らす方法です（図１の左）。もうひとつは、食事を制限して減量する方法です（図1の右）。こちらは筋肉や骨なども減量してしまうので活動力や免疫力が低下してしまいます。


食事は、生活活動に必要なエネルギー源と毎日壊れていく細胞を再生するための原料となります。無理な食事制限をしないで元気な身体を保ちながら適度な運動を取り入れた減量を行いましょう。
そこで今回は、ウォーキングによる減量についてご紹介したいと思います。