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糖尿病ドクターの新しい糖尿病治療薬話

2014年 08月 29日

糖尿病ドクターの新しい糖尿病治療薬話

-第2回 SGLT2阻害薬はどんな糖尿病患者さんに処方される?

SGLT2阻害薬のリスクの方が高いのは……

また、腎機能が低下している人もSGLT2阻害薬の適応となりません。尿中にブドウ糖の排泄を行うため腎機能が悪いと効果も減弱し、腎機能のさらなる悪化を来たす場合があります。

そしてブドウ糖を大量に排泄すると同時に大量の水分も排泄します。尿量が極端に増加していくため、暑い季節などでは脱水の可能性が大きくなり、効果より副作用のリスクの方が高くなります。もともと糖尿病では、脳梗塞・心筋梗塞の危険が増加しています。そこへ脱水により血液の粘調度が上昇すると、血管に血栓などを生じて梗塞を起こすことも考えられます。

次に注意が必要なこと、それは尿中に多量のブドウ糖が排泄されるため、栄養素の多い尿でかつ排尿の回数が増えるSGLT2阻害薬は、尿路感染症などの発症率が高くなるということです。糖尿病の患者さんは、そもそも免疫能の低下が疑われるため、感染症の危険が増します。また症状が出ても、特に女性は医師に言い出しにくいという心理的背景もあり、比較的男性の患者さんに処方が適していると言われています。

その他、アレルギー反応が出た場合、皮疹・紅斑など体質に合わないときは当然服用を続けることができません。また、発熱・下痢・嘔吐など(シックデイ)の他の病気により、体調が不良なときも服用はできません。

以上のように、薬の服用にはいろいろな条件があり、服用できる患者さんと残念ながら服用が適さない患者さんもいます。服用には十分にその適応を考える必要がありますので、「SGLT2阻害薬で治療したい」と希望のある患者さんは、主治医の先生と十分に相談してください。


 

著者プロフィール:関谷 正志(医師)
1980年関西医科大学 医学部卒業。1998年より株式会社互恵会 大阪回生病院 内分泌代謝内科に勤務、2005年同 部長に就任。専門領域は内科、糖尿病。日本糖尿病学会、日本内科学会に所属。

 

 

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