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糖尿病と血管障害

2013年 06月 05日

糖尿病と血管障害

-第4回 糖尿病と腎臓病

腎症だと、高確率で心臓の血管にも合併症が

また予後という観点からも考えてみたいと思います。糖尿病腎症の患者さんのうち人工透析になった患者さんの5年生存率は約50%と言われています。前回お話した重症末梢動脈疾患の患者さんの5年生存率40%に匹敵する悪さです。糖尿病腎症から人工透析に移行すると半分の患者さんは5年以内に亡くなってしまうのです。

これは糖尿病腎症の患者さんが、高確率で心血管疾患を合併してくるためです。かつて私が大学病院にいた頃、糖尿病腎症から慢性腎不全に移行した患者さんをたくさん診察しましたが、こうした患者さんで心臓の周りに走っている冠状動脈が正常だった人はほとんどいませんでした。逆に3本ある冠状動脈のほとんどに狭窄のある患者さんが多く、最終的に心筋梗塞や心不全を起こして亡くなるという方を多く見てきました。
このことを考えるといかに早い段階で糖尿病腎症を発見し、その進行を食いとめて透析に移行しないようにするかが重要というのがおわかりでしょう。

糖尿病腎症の初期に、尿中アルブミンというたんぱく質が出現する段階があります。この尿中アルブミンというものが非常に重要で、これが30mg/g・Crという段階を超えると初期の腎症と診断されます。

糖尿病のある方は、ぜひ尿中アルブミンの値を主治医の先生に確認してください。
もし、30mg/g・Crを超えていたら、食事療法と運動療法に本格的に取り組むことが必要です。食事療法の基本はカロリー制限ですが腎症のある方はさらに厳密な塩分制限、進行状況によっては過剰なたんぱく質摂取の制限も必要になってきます。

早い段階で専門の栄養士さんからの食事指導を受けてください。また腎症の患者さんは、血圧や脂質の管理も厳重に行う必要があります。そしてこのシリーズでは毎回しつこく言っていますが、喫煙者の方は禁煙をしてください。早期からきちんと管理すれば、透析に移行することがかなりの確率で避けられます。

著者プロフィール:馬渕 浩輔(医師/医学博士)
医療法人社団裕健会 神田クリニック院長、日本医科大学循環器内科非常勤講師。
1994年日本医科大学医学部卒業。医療法人社団裕健会 神田クリニックにて外来診療にあたる一方、日本医科大学循環器内科にて非常勤講師として後進の育成に努める。専門分野は循環器内科。
日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医

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