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2012年 07月 31日

糖尿病・よもやま話

-第8回 糖尿病は、老化を進める?

高血糖は、美肌の敵

さて、糖化が皮膚の老化、つまり美肌の敵という点についてもっと見てみましょう。

美肌のために注目されているものに「コラーゲン」がありますが、体内のたんぱく質のうちの30%がコラーゲンです。つまり、コラーゲンも糖化するということです。

コラーゲンが糖化すると、肌の機能が失われます。皮膚の老化が進行して、肌の弾力(ハリ)が失われ、シミなども目立つようになってきます。
ホットケーキやプリンのカラメルを作ると茶色く色づきますが、これらは砂糖が焦げた色。肌でも、糖化によって同じようなことが起きているとイメージするとわかりやすいでしょう。

また、はじめに述べたように、糖化が直接的・間接的に皮膚の病気を起こす誘因となりますので、高血糖の状態ではますます皮膚の老化が進むことになります。

では、余分な糖によるこの老化を防ぐためにはどうすれば良いか?
簡単に言ってしまえば、血中の余分なブドウ糖が多くならないようにすれば良いわけです。
摂取カロリーと消費カロリーを考え、バランスの良い食事をすることにより、血中のブドウ糖は余らなくなり、体の組織の糖化を防ぐことになります。

過剰エネルギーが無くなれば、当然、脂肪に変換される量も少なくなり、肥満の解消にも役立ちます。過度の食事制限は、栄養のバランスをくずしてしまい、かえって全身の老化を進めるため注意しなくてはいけませんが、清涼飲料など糖度の高いものやアルコールなどは制限していくことが大切です。

実際、私の患者さんでも血糖コントロールが良好になったら、肌の色の黄味がかったような茶色っぽい感じがなくなったような印象を受けます。もちろん、女性でしたら美白化粧品などで特別なケアをした可能性もありますが、血糖値が改善されたことも無関係ではないと思います。

いろいろな病気により、多様な皮膚病変が起きることが知られていますが、皮膚の老化はあまり病気としてとらえられていません。
しかし、その病気(皮膚の老化)の進行度は、糖尿病など代謝性疾患のコントロールの良・不良により大きな差が生じることがわかっています。

若さを保つためにも食事療法などに注意して、健康と、いつまでも若々しさを保っていただきたいものです。
 

著者プロフィール:関谷 正志(医師)
1980年関西医学大学 医学部卒業。1998年より株式会社互恵会 大阪回生病院 内分泌代謝内科に勤務、2005年同 部長に就任。専門領域は内科、糖尿病。日本糖尿病学会、日本内科学会に所属。

 

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