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治験って何?

治験のルール

治験はボランティアとして参加される人たちの協力によって成り立っています。
その大切な意思を守るために、治験には厳しいルールがあります。

人権と安全を守るGCP

治験を行なうには、守らなければならない国際基準のルールがあります。これはGCP(医薬品の臨床試験の実施の基準/Good Clinical Practice)と呼ばれ、参加する人の人権、安全、福祉の保護が謳われて、治験が倫理的、科学的に行われることを──日本では厚生労働省の省令(法律)として──定めたものです。インクロムが参加者を募集している治験はすべてこのルールに忠実に従って行われています。
これまでに行った約1500試験で、重大な副作用・感染症や事故が起きたことは一度もありません。私たちはボランティアのみなさんの安全を第一に考えています。

治験審査委員会

治験審査委員会は、インクロムや医療機関とも製薬会社とも利害関係を持たない組織で、治験をはじめる前に、それは科学的に妥当なものか、参加するボランティアの人たちの人権、安全、福祉が保証されているか、治験を行なう医師は適切か、それらについてさまざまな角度から厳しく審査します。委員を務めるのは、医学者、薬学者、大学教授などの学識経験者、医師、薬剤師などの医療専門家、宗教家、弁護士など他の分野の専門家、一般社会人などで、その構成や業務は上記のGCPに定められています。
治験審査委員会はどこかに疑問のある治験を許可しませんし、許可がなければどのような治験も行なうことはできません。

インフォームドコンセント

治験の参加にあたっては、内容について口頭で説明し、詳細が記載されている説明文書をお渡ししています。普段の診療でも行われていることですが、わからないことや疑問点があれば納得できるまで説明を受けられますし、家族や友人に相談することも可能です。
治験について十分に理解をしたうえで、自分自身の意思で参加・不参加を決めてください。そして、参加を決められても、もしくは参加されてからでも、いつでもそれを取りやめることができます。

インフォームドコンセントにおいて、詳しい説明の行われる項目です。
治験の目的
治験薬について考えられる性質(効果や副作用など)
治験の内容(検査内容、服薬指導、期間など)
治験参加中に健康を害した場合の対処方法